診療報酬はブラックボックス?お金の使われ方を理解しよう

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診察を受けるだけで立派な社会貢献!

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年々高くなる医療費

医療機関の窓口で直接払うのは自己負担額のみですが、残りの医療費は決して私たちに関係ないものではありません。
医療費に対する比率が多くは7割の診療報酬ですが、国民の税金と健康保険組合などに払う保険料でまかなわれています。このとき国民全員が被保険者という立場になります。
ここから分かる通り、私たちは自分が健康でいる間にもほかの誰かの医療費を負担し支えているのです。

問題として、国全体の医療費は年々増加しています。一番の原因は高齢化による医療機関の利用者増加、さらに一人当たりの医療費の増加です。
技術の向上により非常に高価な医療機器や医薬品が登場することも原因です。3,000万円以上の薬価が定められた白血病治療薬は大きな話題になりました。

私たちにできる「社会貢献」

医療費が高額になることで、自分の利用額にかかわらず健康保険組合等の保険者の負担額が増えるのは明らかです。それが巡り巡って私たち被保険者の負担になります。
つまり一人当たりの医療費の負担が増加するという考えは間違いではないのです。医療費を抑えるために、私たち一人一人ができることはあるのでしょうか。

高齢者の増加も医療技術の進歩による価格上昇も、患者としての立場ではどうしようもないことです。
しかし実は、あなたが診察に払った金額はほかの場所よりも多くの雇用を生み出します。それを示す数字に雇用誘発数があります。各産業の生産量を増やすのに必要な人の雇用数を示すものです。

医療分野の雇用誘発係数は他業界よりも圧倒的に大きいです。ただ診察を受けるだけでも、医療機関の維持のために貢献できているといえます。
一種の社会貢献と考えれば、医療費の支払いをポジティブにとらえられます。


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