診療報酬はブラックボックス?お金の使われ方を理解しよう

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診療報酬の基本を確認しよう

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1点10円で決まる

医療費を私たちの支出の観点からとらえるのが点数制度です。1点は10円に相当しますが、その金額の一部、多くは7割にあたるのが診療報酬です。
診療報酬は医療行為の内容にかかわる本体部分と、薬価と呼ばれる医薬品・医療材料の価格に分かれています。

まずは本体部分の中身、基本的な診療報酬の点数です。1点10円で計算し、実際に払う比率は自己負担割合で決まると覚えておいてください。
初診・再診料について、初診料は平成30年の改定時点で基本点数282点と決まっています。再診料の基本は72点です。

再診料を求められるのは、同じ医療機関に定期的に通っている場合です。
のちのページでも繰り返しますが、この二つの点数はあくまでも基本料です。特殊な条件では加算点数が発生します。

薬にかかる金額の使われ方

ここから先に紹介する点数は病状の種類によって変わります。
入院が決まれば入院基本料が発生します。ほかにも特定例として在宅医療、検査、画像診断、投薬、手術の場合にも点数が加算されます。画像診断にはエックス線などの画像撮影および診断が含まれます。

診療報酬のもう一つの大事な側面が薬価です。薬価も厚生労働省が定める公定価格です。この価格が研究開発費、原材料費、製造費、人件費、販売経費といった費用に充てられます。

厚労省が用いる、薬価を決定する原則があります。まず、新薬の価格は効用の似ている既存の医薬品のそれを基準に決められています。
今までの薬にない技術が込められていると高価になります。また、外国の同等の医薬品とも価格に大きな差が出ないように調整されます。


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